カブり気振れ

カブと山とカメラの日常

C50カブで北海道一周 11日目(2017年8月29日)羅臼→網走監獄

  

早朝、ミサイル目覚まし

朝6:00 雨音で目覚める

 

あー今日は雨止むまで待機だなー

とか考えていた矢先。

謎のアラームが。

大雨警報かな?と思ったらまさかのミサイル!?

北朝鮮のミサイルでJアラートが鳴った初めての日でした。日本を横切って襟裳沖に落ちたとな。

 

 二度寝して8時ごろ。

雨雲レーダーをみると少し止んだ後、また降り出しそう。

じっとしてるのも嫌なので、雨が弱まった隙に意を決して撤収にかかる。

10時ごろキャンプ場をチェックアウト。

5回目の知床峠越えへ

 

羅臼 野営場→道の駅 うとろ・シリエトク

峠付近は濃霧と強めの雨でした。

 

ウトロに入ると雨が止んできた!

11時半ごろ。小腹が空いたので道の駅うとろで早めの昼食。

 

ヒラメの煮付けだったかな?

1000円だったから観光地価格にしては安い!

 

鮭まるまる1匹って結構いい値段するんですね。

お土産買いたかったけど、この後の行程があるから我慢。長期の旅行だと生鮮品のお土産が買えないのが残念よね。送る手も有るけど家に誰もいないし。

 

道の駅うとろ→網走 セントラルホテル

この先、疲れからか、走るのに飽きてきたのか写真が全くないw 雨装備でカメラが出しにくいってのもあったけど、記憶もあんまりないのよねw

 

黙々と走り続けて、ホテルにダイレクトチェックイン!

旅中盤と昨日の登山疲れから脳内稟議でホテル許可が下りましたので、久しぶりにベッドで寝れます!w

 

1泊素泊まりで4500円でした。

 

 

ホテル→博物館網走監獄

チャックイン後、本日のメイン、網走監獄へ。

www.kangoku.jp

網走刑務所というと、昔のテレビドラマや映画などでよく耳にしましたが、個人的には極寒の地の涯にある極悪人が収容される流刑地的なところだろうと勝手に思い込んでました。

ここではその刑務所の成り立ちから北海道開拓の歴史などが刻銘に展示されており、当時の様子を知ることが出来ます。

意外にも北海道開拓の歴史において、この刑務所の存在なしでは語れ無いくらい重要な存在だったということが分かりました。

入場券を買って

 

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妙にリアルな人形が警備する門を通って入獄w 

 

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明治初期、北方の北海道ではロシア帝国からの脅威に晒されていました。

防衛のためには早急な開拓事業が必要でしたが、当時の日本にそんな財政の余裕がない。そこで考え出されたのが、罪人を労働力として使う案でした。

多少の犠牲が出ようとも極悪人であれば悲しむものも居ないし、かえって経費の削減になるというブラックすぎる理論で進められたのでした。

 

こういったリアルな人形が展示の各所で飾られていて、リアルな雰囲気を醸し出してますw

 

 

タコ部屋労働という単語も、この網走刑務所から出来た言葉なんですね。

タコ部屋労働 - Wikipedia

 

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ここが牢屋の様子。薄暗いけれど屋根から採光があり、思ったより明るい印象でした。ただ、真冬になるとマイナス20度まで気温が下がるそうで、暖房もありますがそれでも室温は2度ぐらいにしか上がらなかったとか。

 

思った以上に濃い内容の展示がぎっちりありました。

閉館間際に行ったので1時間ちょっとしか見回れなかったけど、じっくり見るには2,3時間ぐらい時間をとって行くのがおすすめです!

 

 

網走監獄→ラーメンだるまや 網走店

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脱獄してシャバに戻りました。

網走の夕日は綺麗です・・・

 

今日の夕飯は「ラーメンだるまや 網走店」のドロラーメンです。

豚骨ベースの醤油ラーメンです。濃い味目なこってりスープが美味でした。

唐揚げザンギが美味しいとのことだったのでセットにしてみました。@950円

 

だるまや→ホテル

満腹になりホテルに帰還。

天気予報を見ると8月なのに最低気温1桁の予報がw

さすが北海道だ・・・

 

久しぶりのフカフカベッドで就寝です。

11日目おわり。

 

走行距離:116km

走行ルート

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