カブり気振れ

カブと山とカメラの日常

C50カブで北海道一周 16日目(2017年9月3日)

 


支笏湖 モラップキャンプ場→きのこ王国 喜茂別

朝6時、一般キャンパーが多いキャンプ場の朝は遅い模様。
殆どのテントが寝静まっている間にそそくさと準備。
7時ぐらいになってくると少しずつ起きてくる人が増えてきました。

 

リア充たちで賑やかになる前に出発。
国道276号ニセコ方面へ。

道中に、ライハでおすすめされたグルメスポットがあったので、寄ってみました。

きのこ王国 喜茂別

きのこに特化した農産物や飲食販売を行う変わったお店です。
年間20万食売れているというきのこ汁とキノコの天ぷらを頂きました。

美味い。。。これはご飯が欲しくなる。。。
味噌汁も100円の割にボリュームが有って結構お腹が満たされました。


きのこ王国 喜茂別店→道の駅 真狩フラワーセンター

きのこ王国を出てルスツ方面へ進みます。
このあたりから札幌ナンバーのツーリング軍団が増えてきました。
さすが休日のツーリングスポットだけありますね。

夏は遊園地のルスツを過ぎると、羊蹄山が見えてきました。
きれいな三角形で可愛い形をしてるんですね。


道の駅 真狩フラワーセンターを通りかかると、何やらイベントが行われている模様。
ちょっと寄ってみる。

収穫祭的なイベントかな?

 

野菜詰め放題1袋500円は安い!

しかも自分で収穫して取る方式w

やりたかったけど、旅の途中なので諦めた。

みなさん袋パンパンになるまで詰めてましたw


道の駅 真狩フラワーセンター→交流促進センター 雪秩父

真狩を過ぎるてニセコのエリアへ。
夏のニセコは、雰囲気が清里とか八ヶ岳っぽい感じですね。
ぜひ冬に滑りに行きたいものです。

峠越えをする前に行きたかった温泉へ。

秩父

ぬるめの硫黄泉です。もちろん硫黄のに多いが染み付いて1日においが取れない系の温泉です。
露天のお湯がちょうどよくて、無限に入ってられそうでした。
ただ、有名な泥風呂は女性風呂限定なのねw残念。

秩父のすぐ隣にある大湯沼。

硫黄の匂いがプンプンします。湖面に黄色くなっているのは「黄色球状硫黄」という、めずらしい形状の硫黄分なんだとか。

毎分1000リットルというとてつもない量が噴出しているそう。こんなに出てるなら雪秩父ももう少し大きい浴槽にしてほしかったなー特に男風呂!

交流促進センター 雪秩父神威岬

ニセコからはパノラマラインで峠越えです。

ここもなかなかいい感じの峠道です。

道中にある、大谷地湿地。

奥に歩くと神仙沼という沼湖があるらしい。湖面に映る木々が神秘的で紅葉の時期は特に綺麗とか。

 

峠道でアタックしてきたでかいトンボ。シオカラトンボかな?

北海道では原付きでもバンバン虫アタックされるので、シールド付きのヘルメットは必須ですw

 

このまま日本海側に出て積丹半島を目指します。

峠を超えて日本海が見えてきました。

 

半島入ると絶壁の海岸線に。

いくつものトンネルを通り抜けて先端に到着。

 

 積丹半島の先端、神威岬です!

 

評判通り、積丹ブルーが綺麗でした。

 

南国のような青さ加減ですね!

海岸に出れる道が有るみたいだけど、時間が無いのでスルー。

アップダウンが結構あるのでスニーカーがおすすめです。

 

神威岬→小樽 とまや

岬を出て半島をぐるっと反対まで。

この日は小樽のゲストハウスに宿泊しました。

小樽の小高い丘の上にある素敵な古民家のゲストハウスです。

窓から見える夜景がめちゃくちゃ綺麗なんです。

オーナーのご夫婦さんがとてもフレンドリーで小樽のおすすめのごはん処や、この先の道内のおすすめスポットを教えていただきました。

 

夜飯に繰り出しついでに、夜の小樽運河を撮ってみた。

 

宿に戻ると、オーナーさんと他の宿泊者さんとで宴会開始w

オーナーさんの逸話やおバカ話で盛り上がりましたw

夜が更けた頃就寝ー。

16日目おわり。

 

走行距離:243km

走行ルート:

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C50カブで北海道一周 15日目(2017年9月2日)

  

岩見沢 北村中央公園ふれあい広場→夕張 石炭の歴史村

原付カブで巡る北海道一周キャンプツーリング。15日目です。

今日は2007年に財政破綻した夕張の街を回ります。

 

岩見沢から道道38号線を使って万字峠を越えて行くルートで進みます。

比較的綺麗な2車線道路の道。山中に進むにつれて車の通りが皆無になりました。

いくつか集落を通過するも人気がないw

万字峠は勾配はそこまできつくなく、いい感じのワインディングが続く、ライダー、走り屋さんが好きそうな感じの峠でした。

1台もすれ違う車もなくトコトコのんびり登っていきました。

 

峠を下り切ると眼下に廃墟化してる公園の跡が。

おおお!いきなり凄いものが現れました!

かつて夕張線で活躍していたであろうD51です。

ここは夕張炭鉱の歴史村にあぅた遊園地、アドベンチャーファミリーのSL館の跡地だそうです。

 

閉園いらい跡地は手付かずの状態になってる模様。

なんとももの寂しい雰囲気を醸し出しています。

 

 

到着すると、入り口から廃墟感が漂ってます。

博物館は改修工事中で休業中ですが、模擬坑道には入ることができるとのこと。

 

600円入場料を払い、わら半紙の案内図を貰いいざ入坑。

 

実際に使われていた坑道の跡を使用しているとのことでしたが、思った以上に綺麗に整備されていました。天井もしっかり補強されています。

人形の模型や重機の展示もあり、当時の採掘の様子が垣間見ることができました。

 

 地上に出て軽く立ち入りできる範囲で見物。

当時のレストラン跡

園内を回る列車のホームでしょうか。

哀愁漂うノスタルジックなスポットでした。 

 

 駐車場を出たすぐ隣に花畑牧場の直売所があったのでよってみました。

ホットキャラメルソフトが食べたかったけど、今日はやってないらしい。そのほかメニューにあるものいろいろやってなかった(土曜日なのに大丈夫かw)

代わりにホットキャラメルアイスを注文。

キャラメルもアイスも濃厚でうまし!が、アイスがスゴイカタイアイス状態だったのでせっかくのホットキャラメルが冷たくなってしまい残念だったw

 

夕張 石炭の歴史村→南大夕張駅

夕張の街に入ると所々に廃墟が点在していました。

 

こちらは旧北炭清水沢火力発電所の跡。

大正15年に建造された発電所。内部も見学ができるらしいのですが、詳細がわからず。遠目から眺めました。

 

南大夕張駅

かつて石炭を運ぶために活躍していた、三菱大夕張鉄道線の車両を地元の保存会の方々で修復展示されているそう。

ラッセル式雪かき車

 

客車部分。

客車内部は床が木造でいい雰囲気です。

 

石炭を積む貨車

三菱製です。

1967年製のバス

 

南大夕張駅跡→夕張シューパロダム

 2015年に竣工された比較的新しいダム。

建てる前にあった大夕張ダムの下流にさらに大きいダムを建設して、元のダムはそのままダム湖に沈むという奇抜な工法で建てられたとか。

ダムの堰堤自体はそこまで巨大な感じはしなかったけど、ダム湖の面積は道内の朱鞠内湖に次いで国内2位の広さとか。

ダムに至る道の街の廃墟とか、建設によって沈んだ貴重な鉄橋があるとか、財政破綻の街になびく色んな想いが偲ばれる建造物ですね。

 

夕張シューパロダム→支笏湖

お昼も過ぎ、宿泊先を決めなきゃなという時間。

4日後に友人と旭川周辺を巡る事になっていたので、漠然と千歳、支笏湖の方面がいいかなーと進路を決定しますw

 

夕張から降って国道274号を進んで行くと、だんだんと街の風景に。

千歳に入ると交通量も一気に増えてきました。

 

昨日に続き街中のキャンプ場はやだなと思い、支笏湖に決定!

 

で、まずやってきたのが、支笏湖の美笛キャンプ場。

これがまた凄い人、人、人。家族連れや若いグループキャンパーで大混雑でした。関東でもこんなに混むの見たことないよってレベルで参りました。

ソロキャンパーが泊まる場所じゃないなと判断。即移動しましたw

そういえば今日は土曜日。札幌から1時間でこれる場所だしそりゃ混むよなー。時期的にもこの夏最後の遊び時みたいな日だったし。

仕方がないので、急いで移動。支笏湖にはもう一つキャンプ場があるので、そちらに向かいます。

 

 休暇村 モラップキャンプ場です。

こちらの方もグループや家族連れで大賑わいでしたが、 美笛ほどではななさそう。日が傾いてきたので速攻受付&設営。

支笏湖に映る夕日が綺麗でしたが、ソロは全くおらず、寂しいキャンプとなりました・・・w

 

 

走行距離:188km

 

C50カブで北海道一周 14日目(2017年9月1日)

 

初山別 みさき台公園→上平グリーンヒルウインドパーク

ウインドパーク→留萌

留萌→滝川

滝川→岩見沢 北村中央公園ふれあい広場

 

 

 

原付カブで北海道1周ツーリング。14日目。

この日は観光少なめ。ほとんど移動しかしてない気がする。

 

初山別 みさき台公園→上平グリーンヒルウインドパーク

朝、7時ごろ起床。

昨夜の宿泊者はチャリダーの学生さんが2人、3人の2組とソロのライダーさんが4組ぐらいだった模様。

 

8時半ごろパッキング完了。

昨夜天文台に同じタイミングで見学してた川崎ナンバーのセロー乗りさんと軽くお話しして、出発しました。

 

この日も晴天で、海沿いの朝のオロロンラインはギラギラして眩しかった。

初山別から先のオロロンラインはなだらかな緩いアップダウンのある丘陵のような地帯に入る。

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苫前を過ぎたあたりで前方の丘に風車群が。近くに寄れるようでしたので、行ってみました。

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牧場地帯の中に無数の風車が聳え立っていました。

「上平グリーンヒルウインドパーク」という発電施設だそうで、全部で39基の風車が建てられています。牧場地帯に風車が立ち並ぶ風景もまた良いですね。

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ウインドパーク→留萌

黙々と走り続けて留萌まで。

ここでお昼を。

ハンバーグとザンギが美味しいローカルチェーンのお店。

ザンギステーキセットにしてみました。

928円です。

 

ちなみに北海道では唐揚げのことをザンギと呼んでいるんですね。色々食べてわかったことは、作り方には明確に違いは無いですが、北海道のザンギは全体的に味が濃くて、肉厚でカットして揚げているものが多かったです。北海道の方に違いを聞くと、唐揚げとザンギは違う的な反応をよくされましたが、私が見出した違いはこんな感じでしたw

 

 

留萌→滝川

お腹が満たされた後もひたすら移動です。

留萌から先は国道233号に入って、内陸へ進みます。

岩見沢に温泉が近い無料キャンプ場を見つけたので、滝川方面へ向かいます。

このあたりから車の通りが多くなってきました。無料の高速道路が平行しているおかげで大型車が少なくて助かりました。

 

途中、道の駅 サンフラワー北竜で休憩。

ひまわりの名所の街ですが、9月に入ると流石に咲いてる本数は少なかったかな。

 

滝川→岩見沢 北村中央公園ふれあい広場

滝川まで来た後は国道275号線に入ります。

このあたりから田園地帯が増えてきました。

そういえば石狩平野は国内有数の米どころでしたね。

田園地帯を眺めながらキャンプ場を目指しました。

 

 

 そしてこちらが本日のキャンプ場。

またしても無料で泊まれるキャンプ場です。全面芝生で炊事場ありトイレあり。近くにコンビニや温泉もあり。ありがたやありがたや。

 

 隣接する温泉も最高でした。

 

源泉かけ流し、加温なし、消毒なしの温泉です。

お湯はやや薄緑な褐色のにごり湯で露天では溢れんばかりの勢いで注がれていました。

ナトリウム塩化物強塩泉なので、舐めるとかなりしょっぱいお湯でした。

これで500円はかなりお得でしょう。

 

いい感じにホカって14日目終了です。

 

走行距離:180km

走行ルート:

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