C50カブで北海道一周 18日目(2017年9月5日)
- 小樽 とまや → 札幌市 麺屋 彩未
- 麺屋 彩未 → HTB本社
- HTB本社 → 北海道開拓の村
- 北海道開拓の村 → 北海道博物館
- 北海道博物館 → 札幌市内散策
- 札幌市内 → 厚別 森林公園温泉 きよら
- 森林公園温泉 きよら → 快活CLUB 厚別東店
小樽 とまや → 札幌市 麺屋 彩未
原付きカブ北海道ツーリング、18日目。
この日はいよいよ札幌中心部に乗り込みます。
小樽のとまやを出て、5号線を札幌方面へ。札幌に近づくにつれて交通量が多くなってきました。札幌へ続く幹線道路は速度が早く、きつくなってきたので、幹線道路から外れた道を駆使しつつ、札幌中心部へ。
まずは、札幌で行ってみたかったラーメン屋へ!
麺屋 彩未 です。
開店30分前でこの行列です。
札幌でも上位を争う人気店。店内は芸能人のサインでいっぱい。
味噌が有名ということで注文。
札幌味噌というと塩辛くてしょっぱい味ですが、こちらの味噌は札幌味噌系の味ではあるけれど、生姜が効いて想像以上にあっさりなスープでした。彩未のご主人は札幌の名店「すみれ」で修行されていたことでも知られていますが、すみれの濃厚濃い味系を想像していたので、あっさり具合にかなり驚きましたw
あっさりでしつこくないので、毎日食べたくなる味ですね。
麺屋 彩未 → HTB本社
満腹になったところで次のスポットへ。
カブの旅をするにあたって、外せないスポットですね。
伝説のローカルテレビ番組「水曜どうでしょう」の聖地、HTB本社と平岸台公園ですw
グッズをたらふく仕入れましたw
例の公園。
HTB本社 → 北海道開拓の村
聖地巡礼を堪能し、次のスポットに。
北海道開拓の村
明治から昭和初期のに建築された貴重な建物をそのまま移築、復元した野外博物館です。
建造物は全部で52棟あって、開拓当時の建物内部も再現されています。
マッサンのロケ地となった、「旧青山家漁家住宅」もあります。
立派な鰊御殿です。
農具の歴史も展示されていたり。
膨大な敷地に沢山の建築物、内部も細かく見ることができるので、飽きませんね。
もう少しじっくり見たかったのですが、セットで行きたかった場所があったので移動
北海道開拓の村 → 北海道博物館
続いてお隣にある北海道博物館へ。
北海道の大陸の成り立ちや太古の自然からアイヌの先住民族文化、開拓史、近代史まで幅広く展示されていて、ここを見学すれば北海道のなんたるやが大体把握することが出来ます。
ここ、旅の最初に来るべきでした。
北海道の史実を知ってから旅をするのとではだいぶ違った視点で街を見ることができたでしょう。
なので、初めて北海道を旅する時には、まず最初にここに来るのをおすすめします!
アイヌ語由来の難読地名。ほとんど分からんw
咲来:サックル
一已:イチヤン
厚軽臼内:アッカルウスナイ
美馬牛:ビバウシ
留辺蘂:ルベシベ
春国岱:シュンクニベツ
蕨岱:ワラビタイ
重蘭窮:チプランケウシ
北海道博物館 → 札幌市内散策
新さっぽろの駐輪場にバイクを止めて、札幌をぶらり。
駅周辺のデパ地下を覗いたり、お土産を物色したり。
美味しそうだったうどん屋を見つけて夜飯。
特に写真見どころなしw
札幌市内 → 厚別 森林公園温泉 きよら
銭湯といっても、源泉かけ流しの浴槽ありです!
そして料金が安い!銭湯価格の440円です。
サウナもあるし、綺麗で至れり尽くせりです。
森林公園温泉 きよら → 快活CLUB 厚別東店
寝床はお隣りにある満喫へ。
この旅初の満喫泊です。
快活CLUBはどこの店舗も綺麗でパソコンのスペックがいいので気に入ってます。
寝るときはフラットシートに寝袋と耳栓とアイマスクがあると比較的快適に眠れますw
12時間パックでだいたい2500円ぐらいです。
手な感じで、18日目おわり。
走行距離:93.4km
走行ルート:
C50カブで北海道一周 17日目(2017年9月4日)
小樽 とまや → 定山渓・豊平峡温泉
とまやの朝。
昼間はこんな景色なんですね!
小樽の街が一望!
こんな高台の家にも住んでみたいですね。(老後は大変そうですがw)
オーナー一家で飼っているうさぎと触れ合ったり、オーナー奥さんのリスの話を聞いたりしてのんびり準備。
あまりにも居心地が良いので、今日は小樽周辺をまわって連泊しようかなと。
旅も17日目を迎え、バイクもだいぶ汚れてきました。ちょっとメンテもしたいので、ホームセンターへ。
スーパービバホーム ウイングベイ小樽
適当に探して行ってみたら、このホームセンターめっちゃでかいやん!w
ジョイフルホンダ級の広さですw(関東ローカルの巨大ホームセンターですw)
ショッピングモールの中にあるのですが、モール自体も結構でかい。札幌が商圏に入る距離なので、土日はたくさん人が来るんでしょうね。
まだ9月月初ですが、ストーブ特集やってましたw
薪ストーブいいよね。憧れ。
道内走行4000kmを超えたカブさんですが、オイル下がり(上がり?)の症状が出てきました。
4ストなのにオイルが減って行くので、継ぎ足し継ぎ足ししながら旅路を進んでいます。
今回はちょっと硬めのオイルを買って補充。他にサイドバッグが擦れてほつれてきてしまったので、ガムテで補強しました。
3万キロを超えたエンジンはそろそろオーバーホールが必要ですかねー。
軽くリフレッシュしたところで、今日は定山渓まで行ってみようかと。
朝里川温泉を過ぎて現れたループ橋。
朝里スカイループ
登り切ると朝里ダムが現れます。
登る道中、真正面にダムの堰体が現れるのが、かなり迫力があります。
スキー場や、ダム湖、峠をいくつか超えて、定山渓へ。
お目当は定山渓からちょっと外れた、豊平峡温泉です!
豊平峡温泉
温泉はもちろんなんですが、本場のインド人が作るインドカレーも有名です。
地元のローカル番組、おにぎりあたためますかのポスターがありました。
大泉さん若いw
香辛料の匂いに空腹中枢がやられたので、まず先に食べることに。
座席から立派な庭園が眺められます。
庭園が見える窓側の席がおすすめです!
そして出てきたカレー。チキンマサラです。
これは間違いなくうまい!
まろやかで辛さは控えめ。焼き立てのナンもうまし!
肝心の温泉ですが、これまた凄い。
内湯の床が温泉の成分で固まってボコボコして中国の九寨溝みたいな感じになっちゃってます(伝わるのか?w)
泉質はナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)ということなので、カルシウムの成分が固まったのでしょうか。歩くだけで足つぼマッサージの効用が期待できますww
それだけ成分が濃いんでしょう!
そして、露天風呂がこれまた広い!
大人50人ぐらい入れそうな大風呂に惜しげも無く源泉が注がれています。
加温せず、水量と水車で温度を調節してるとか。
定山渓・豊平峡温泉 → 余市蒸留所
湯に浸かった後は一旦小樽に戻って、さらに先の余市へ。
余市といったらここですよ!
ほんとは電車で行くつもりだったのですが、電車の時間が合わず断念。バイクでそのまま来ました。
資料館にはマッサンのコーナーがありました。
樽の貯蔵部屋はウイスキーの匂いで満たされてました。ちょっとくらっときましたw
蒸留釜にはしめ縄が。マッサンの実家の日本酒づくりの風習を取り入れたとか。
歴代のボトルたち。
もちろん試飲できます。
今回は残念ながらノンアルコールでフィニッシュです。
ウイスキーの人気は凄いですね。竹鶴とかは売り切れでした。余市も品薄なんだとか。
お土産に1本買って帰りました。
余市蒸留所 → 小樽 とまや
余市を出て再び小樽へ。
小樽市内の住宅街でラウンアバウトっぽい交差点を見つけました。
思わず無駄にぐるっと一周して写真を撮りましたw
調べてみるとここは、「桜町ロータリー」というらしい。
2014年に道交法が改正されて、ラウンアバウト(環状交差点)が本格運用され始めて話題になりましたが、ここはそれ以前から存在している交差点ですね。
なので厳密には「ロータリー交差点」になるらしい。
ロータリーなので、黄色い標識ですね。
新しく設置されたラウンアバウトには青い標識で、環状道路側が優先だそう。
こういうロータリー式の交差点なら全国に多数存在しているらしい。
こちらのサイト詳しく書かれてます。
場所はここです。
その後、一旦とまやに戻って、夕食へ~
とまやのオーナーさんにおすすめされた定食屋さんに行きました。
ザンギ定食はボリューム満点でコスパが良かったです。
お店はガイドブックにも載っているのか、観光客が多かったです。
とまやに戻って2度目の宴会〜
からの就寝ー。
17日目おわり。
走行距離:135km
走行ルート
C50カブで北海道一周 16日目(2017年9月3日)
- 支笏湖 モラップキャンプ場→きのこ王国 喜茂別店
- きのこ王国 喜茂別店→道の駅 真狩フラワーセンター
- 道の駅 真狩フラワーセンター→交流促進センター 雪秩父
- 交流促進センター 雪秩父→神威岬
- 神威岬→小樽 とまや
支笏湖 モラップキャンプ場→きのこ王国 喜茂別店
朝6時、一般キャンパーが多いキャンプ場の朝は遅い模様。
殆どのテントが寝静まっている間にそそくさと準備。
7時ぐらいになってくると少しずつ起きてくる人が増えてきました。
リア充たちで賑やかになる前に出発。
国道276号でニセコ方面へ。
道中に、ライハでおすすめされたグルメスポットがあったので、寄ってみました。
きのこ王国 喜茂別店
きのこに特化した農産物や飲食販売を行う変わったお店です。
年間20万食売れているというきのこ汁とキノコの天ぷらを頂きました。
美味い。。。これはご飯が欲しくなる。。。
味噌汁も100円の割にボリュームが有って結構お腹が満たされました。
きのこ王国 喜茂別店→道の駅 真狩フラワーセンター
きのこ王国を出てルスツ方面へ進みます。
このあたりから札幌ナンバーのツーリング軍団が増えてきました。
さすが休日のツーリングスポットだけありますね。
夏は遊園地のルスツを過ぎると、羊蹄山が見えてきました。
きれいな三角形で可愛い形をしてるんですね。
道の駅 真狩フラワーセンターを通りかかると、何やらイベントが行われている模様。
ちょっと寄ってみる。
収穫祭的なイベントかな?
野菜詰め放題1袋500円は安い!
しかも自分で収穫して取る方式w
やりたかったけど、旅の途中なので諦めた。
みなさん袋パンパンになるまで詰めてましたw
道の駅 真狩フラワーセンター→交流促進センター 雪秩父
真狩を過ぎるてニセコのエリアへ。
夏のニセコは、雰囲気が清里とか八ヶ岳っぽい感じですね。
ぜひ冬に滑りに行きたいものです。
峠越えをする前に行きたかった温泉へ。
雪秩父
ぬるめの硫黄泉です。もちろん硫黄のに多いが染み付いて1日においが取れない系の温泉です。
露天のお湯がちょうどよくて、無限に入ってられそうでした。
ただ、有名な泥風呂は女性風呂限定なのねw残念。
雪秩父のすぐ隣にある大湯沼。
硫黄の匂いがプンプンします。湖面に黄色くなっているのは「黄色球状硫黄」という、めずらしい形状の硫黄分なんだとか。
毎分1000リットルというとてつもない量が噴出しているそう。こんなに出てるなら雪秩父ももう少し大きい浴槽にしてほしかったなー特に男風呂!
交流促進センター 雪秩父→神威岬
ニセコからはパノラマラインで峠越えです。
ここもなかなかいい感じの峠道です。
道中にある、大谷地湿地。
奥に歩くと神仙沼という沼湖があるらしい。湖面に映る木々が神秘的で紅葉の時期は特に綺麗とか。
峠道でアタックしてきたでかいトンボ。シオカラトンボかな?
北海道では原付きでもバンバン虫アタックされるので、シールド付きのヘルメットは必須ですw
峠を超えて日本海が見えてきました。
半島入ると絶壁の海岸線に。
いくつものトンネルを通り抜けて先端に到着。
評判通り、積丹ブルーが綺麗でした。
南国のような青さ加減ですね!
海岸に出れる道が有るみたいだけど、時間が無いのでスルー。
アップダウンが結構あるのでスニーカーがおすすめです。
神威岬→小樽 とまや
岬を出て半島をぐるっと反対まで。
この日は小樽のゲストハウスに宿泊しました。
小樽の小高い丘の上にある素敵な古民家のゲストハウスです。
窓から見える夜景がめちゃくちゃ綺麗なんです。
オーナーのご夫婦さんがとてもフレンドリーで小樽のおすすめのごはん処や、この先の道内のおすすめスポットを教えていただきました。
夜飯に繰り出しついでに、夜の小樽運河を撮ってみた。
宿に戻ると、オーナーさんと他の宿泊者さんとで宴会開始w
オーナーさんの逸話やおバカ話で盛り上がりましたw
夜が更けた頃就寝ー。
16日目おわり。
走行距離:243km
走行ルート: