C50カブで北海道一周 5日目(2017年8月23日)
北海道一周 5日目
5日目は前々から行きたかったタウシュベツ川橋梁を目指します!
帯広 ライダーハウスPIT→タウシュベツ橋梁
朝7時。
ライハで同室の方達はまだ就寝中の模様。
コソコソと準備を進めます。
8時前。
何人か起きてこられた方と話しつつバイクに荷物を固定。
出発までお見送りしていただきました!
タウシュベツ橋梁に向かって241号で帯広を北上していきます。
さて、タウシュベツ橋梁に行くに当たっては留意すべき事項があります。
橋梁を間近で見るには、橋梁のある糠平湖畔から国道273号までの間を結ぶ約5キロの林道を進んで行くことになります。
林道は普段施錠されているので、
・ツアーに参加する
・役所に申請して鍵を借りる
・徒歩で林道踏破
のどれかの方法になります。
徒歩については、ヒグマの生息地を1,2時間歩くことになるので、大変リスクを伴います。
携帯の電波も入らない地域ですので、何かあっても助けを呼べません。
ツアーについては最低でも1週間前には予約が必要でしょうから、私の場合不可。
残るは鍵を借りるしかないということで、鍵を管理する、「十勝西部森林管理署東大雪支署」に電話してみたところ、貸出分の鍵、まだありますとのこと!
混雑期には貸出数が埋まってしまうとの情報があったので、これはラッキーです。
ってことで、まずは森林管理署のある上士幌町へ向かいます。
受付で担当の方から注意事項を聞いて、無事受け取り。
いざ、タウシュベツ川橋梁へ向かいます。
10:00ごろ。林道ゲートに到着
めっちゃヒグマ出没してるじゃん!
お借りしたガギでゲートオープン!
こんな感じの林道を15分、20分ぐらい走ると到着です。
駐車スペースからすこし歩くと・・・
ふつくしい・・・
早いと8月の後半にも水没してしまうとのことでしたが、今年の8月は雨量も少なく、完全な姿で見ることができました。
冬は凍結した湖に浸かった状態になるため、水に浸からない状態に比べて10倍もの速度で劣化が進むとか。
橋がダムに沈んでから60年ほどなので、今見ているのは通常のコンクリート橋梁の600年後の姿とも言えるわけですね!
昨シーズンの冬にはアーチの一部が崩壊したらしく、アーチが完全に繋がった状態が見れるのは今だけかもと話題になってましたね。
貴重な姿を見られて感激でした。
タウシュベツ橋梁→三国峠
橋梁の姿を堪能した後は、三国峠に向かいました。
峠道を登坂中、キタキツネに初遭遇!
スタスタと崖の上に登っていかれました。
モフモフなイメージを想像してましたが、実際みると結構シャープな体型なんですねw
50ccの非力なバイクで、峠道を登っていきます。
時速20キロぐらいでトコトコ坂を登り、三国峠に到着!
三国峠名物「松見大橋」です。
辺り一面深い森と山岳の景色が広がります。
本州の峠と比べて良いのは、道幅が広いのと、勾配がそこまで急じゃなくてカーブの径もゆるやかなので、原付きライダーやチャリダーにとっては有り難いですね。峠を攻める方には物足りないのかもしれないですがw
三国峠→足寄
絶景を堪能した後、下山。
森林事務所で鍵を返却~
戻り道は国道から少し逸れてみました。
十勝平野の牧草地体が広がります。
そして十勝の有名スポット白樺並木!
いかにも北海道!って感じの風景です。
その後は道道で東の方面へ。
足寄町の里見が丘キャンプ場に宿泊です。
バンガローが2000円と格安だったので、泊まってみました。
けっしてテントを貼るのが面倒だったわけでは無いですよー(棒
5日目 完
走行距離:231km
走行ルート: