カブり気振れ

カブと山とカメラの日常

C50カブで北海道一周 17日目(2017年9月4日)

 

小樽 とまや → 定山渓・豊平峡温泉

f:id:shibuiku:20180117230902j:plain

とまやの朝。

昼間はこんな景色なんですね!

f:id:shibuiku:20180117230912j:plain

小樽の街が一望!

こんな高台の家にも住んでみたいですね。(老後は大変そうですがw)

 

オーナー一家で飼っているうさぎと触れ合ったり、オーナー奥さんのリスの話を聞いたりしてのんびり準備。

 

あまりにも居心地が良いので、今日は小樽周辺をまわって連泊しようかなと。

 

 

旅も17日目を迎え、バイクもだいぶ汚れてきました。ちょっとメンテもしたいので、ホームセンターへ。

スーパービバホーム ウイングベイ小樽

適当に探して行ってみたら、このホームセンターめっちゃでかいやん!w

ジョイフルホンダ級の広さですw(関東ローカルの巨大ホームセンターですw)

ショッピングモールの中にあるのですが、モール自体も結構でかい。札幌が商圏に入る距離なので、土日はたくさん人が来るんでしょうね。

まだ9月月初ですが、ストーブ特集やってましたw

薪ストーブいいよね。憧れ。

 

f:id:shibuiku:20180119001524j:plain

道内走行4000kmを超えたカブさんですが、オイル下がり(上がり?)の症状が出てきました。

4ストなのにオイルが減って行くので、継ぎ足し継ぎ足ししながら旅路を進んでいます。

今回はちょっと硬めのオイルを買って補充。他にサイドバッグが擦れてほつれてきてしまったので、ガムテで補強しました。

3万キロを超えたエンジンはそろそろオーバーホールが必要ですかねー。

 

 

軽くリフレッシュしたところで、今日は定山渓まで行ってみようかと。

 

道道1号線、定山渓レイクラインを登っていきます。

 

朝里川温泉を過ぎて現れたループ橋。

朝里スカイループ

登り切ると朝里ダムが現れます。

 

登る道中、真正面にダムの堰体が現れるのが、かなり迫力があります。

 

スキー場や、ダム湖、峠をいくつか超えて、定山渓へ。

お目当は定山渓からちょっと外れた、豊平峡温泉です!

豊平峡温泉 

温泉はもちろんなんですが、本場のインド人が作るインドカレーも有名です。

地元のローカル番組、おにぎりあたためますかのポスターがありました。

大泉さん若いw

香辛料の匂いに空腹中枢がやられたので、まず先に食べることに。

座席から立派な庭園が眺められます。

庭園が見える窓側の席がおすすめです!

 

そして出てきたカレー。チキンマサラです。

これは間違いなくうまい!

まろやかで辛さは控えめ。焼き立てのナンもうまし!

 

肝心の温泉ですが、これまた凄い。

内湯の床が温泉の成分で固まってボコボコして中国の九寨溝みたいな感じになっちゃってます(伝わるのか?w)

泉質はナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)ということなので、カルシウムの成分が固まったのでしょうか。歩くだけで足つぼマッサージの効用が期待できますww

それだけ成分が濃いんでしょう!

 

そして、露天風呂がこれまた広い!

大人50人ぐらい入れそうな大風呂に惜しげも無く源泉が注がれています。

加温せず、水量と水車で温度を調節してるとか。

 

 

定山渓・豊平峡温泉余市蒸留所

湯に浸かった後は一旦小樽に戻って、さらに先の余市へ。

余市といったらここですよ!

ほんとは電車で行くつもりだったのですが、電車の時間が合わず断念。バイクでそのまま来ました。

資料館にはマッサンのコーナーがありました。

f:id:shibuiku:20180118225603j:plain

樽の貯蔵部屋はウイスキーの匂いで満たされてました。ちょっとくらっときましたw

f:id:shibuiku:20180118225608j:plain

蒸留釜にはしめ縄が。マッサンの実家の日本酒づくりの風習を取り入れたとか。

歴代のボトルたち。

f:id:shibuiku:20180117231045j:plain

もちろん試飲できます。

今回は残念ながらノンアルコールでフィニッシュです。

ウイスキーの人気は凄いですね。竹鶴とかは売り切れでした。余市も品薄なんだとか。

お土産に1本買って帰りました。

 

余市蒸留所 → 小樽 とまや

余市を出て再び小樽へ。

 

小樽市内の住宅街でラウンアバウトっぽい交差点を見つけました。

思わず無駄にぐるっと一周して写真を撮りましたw

調べてみるとここは、「桜町ロータリー」というらしい。

2014年に道交法が改正されて、ラウンアバウト(環状交差点)が本格運用され始めて話題になりましたが、ここはそれ以前から存在している交差点ですね。

なので厳密には「ロータリー交差点」になるらしい。

ロータリーなので、黄色い標識ですね。

新しく設置されたラウンアバウトには青い標識で、環状道路側が優先だそう。 

 

こういうロータリー式の交差点なら全国に多数存在しているらしい。

 

こちらのサイト詳しく書かれてます。

のの字な道 | ラウンドアバウト?

 

 場所はここです。

 

 

その後、一旦とまやに戻って、夕食へ~

とまやのオーナーさんにおすすめされた定食屋さんに行きました。

 

ザンギ定食はボリューム満点でコスパが良かったです。

お店はガイドブックにも載っているのか、観光客が多かったです。

 

とまやに戻って2度目の宴会〜

からの就寝ー。

17日目おわり。

 

走行距離:135km

走行ルート

f:id:shibuiku:20180118235918p:plain

 

 

 

C50カブで北海道一周 16日目(2017年9月3日)

 


支笏湖 モラップキャンプ場→きのこ王国 喜茂別

朝6時、一般キャンパーが多いキャンプ場の朝は遅い模様。
殆どのテントが寝静まっている間にそそくさと準備。
7時ぐらいになってくると少しずつ起きてくる人が増えてきました。

 

リア充たちで賑やかになる前に出発。
国道276号ニセコ方面へ。

道中に、ライハでおすすめされたグルメスポットがあったので、寄ってみました。

きのこ王国 喜茂別

きのこに特化した農産物や飲食販売を行う変わったお店です。
年間20万食売れているというきのこ汁とキノコの天ぷらを頂きました。

美味い。。。これはご飯が欲しくなる。。。
味噌汁も100円の割にボリュームが有って結構お腹が満たされました。


きのこ王国 喜茂別店→道の駅 真狩フラワーセンター

きのこ王国を出てルスツ方面へ進みます。
このあたりから札幌ナンバーのツーリング軍団が増えてきました。
さすが休日のツーリングスポットだけありますね。

夏は遊園地のルスツを過ぎると、羊蹄山が見えてきました。
きれいな三角形で可愛い形をしてるんですね。


道の駅 真狩フラワーセンターを通りかかると、何やらイベントが行われている模様。
ちょっと寄ってみる。

収穫祭的なイベントかな?

 

野菜詰め放題1袋500円は安い!

しかも自分で収穫して取る方式w

やりたかったけど、旅の途中なので諦めた。

みなさん袋パンパンになるまで詰めてましたw


道の駅 真狩フラワーセンター→交流促進センター 雪秩父

真狩を過ぎるてニセコのエリアへ。
夏のニセコは、雰囲気が清里とか八ヶ岳っぽい感じですね。
ぜひ冬に滑りに行きたいものです。

峠越えをする前に行きたかった温泉へ。

秩父

ぬるめの硫黄泉です。もちろん硫黄のに多いが染み付いて1日においが取れない系の温泉です。
露天のお湯がちょうどよくて、無限に入ってられそうでした。
ただ、有名な泥風呂は女性風呂限定なのねw残念。

秩父のすぐ隣にある大湯沼。

硫黄の匂いがプンプンします。湖面に黄色くなっているのは「黄色球状硫黄」という、めずらしい形状の硫黄分なんだとか。

毎分1000リットルというとてつもない量が噴出しているそう。こんなに出てるなら雪秩父ももう少し大きい浴槽にしてほしかったなー特に男風呂!

交流促進センター 雪秩父神威岬

ニセコからはパノラマラインで峠越えです。

ここもなかなかいい感じの峠道です。

道中にある、大谷地湿地。

奥に歩くと神仙沼という沼湖があるらしい。湖面に映る木々が神秘的で紅葉の時期は特に綺麗とか。

 

峠道でアタックしてきたでかいトンボ。シオカラトンボかな?

北海道では原付きでもバンバン虫アタックされるので、シールド付きのヘルメットは必須ですw

 

このまま日本海側に出て積丹半島を目指します。

峠を超えて日本海が見えてきました。

 

半島入ると絶壁の海岸線に。

いくつものトンネルを通り抜けて先端に到着。

 

 積丹半島の先端、神威岬です!

 

評判通り、積丹ブルーが綺麗でした。

 

南国のような青さ加減ですね!

海岸に出れる道が有るみたいだけど、時間が無いのでスルー。

アップダウンが結構あるのでスニーカーがおすすめです。

 

神威岬→小樽 とまや

岬を出て半島をぐるっと反対まで。

この日は小樽のゲストハウスに宿泊しました。

小樽の小高い丘の上にある素敵な古民家のゲストハウスです。

窓から見える夜景がめちゃくちゃ綺麗なんです。

オーナーのご夫婦さんがとてもフレンドリーで小樽のおすすめのごはん処や、この先の道内のおすすめスポットを教えていただきました。

 

夜飯に繰り出しついでに、夜の小樽運河を撮ってみた。

 

宿に戻ると、オーナーさんと他の宿泊者さんとで宴会開始w

オーナーさんの逸話やおバカ話で盛り上がりましたw

夜が更けた頃就寝ー。

16日目おわり。

 

走行距離:243km

走行ルート:

f:id:shibuiku:20180117224324p:plain

C50カブで北海道一周 15日目(2017年9月2日)

  

岩見沢 北村中央公園ふれあい広場→夕張 石炭の歴史村

原付カブで巡る北海道一周キャンプツーリング。15日目です。

今日は2007年に財政破綻した夕張の街を回ります。

 

岩見沢から道道38号線を使って万字峠を越えて行くルートで進みます。

比較的綺麗な2車線道路の道。山中に進むにつれて車の通りが皆無になりました。

いくつか集落を通過するも人気がないw

万字峠は勾配はそこまできつくなく、いい感じのワインディングが続く、ライダー、走り屋さんが好きそうな感じの峠でした。

1台もすれ違う車もなくトコトコのんびり登っていきました。

 

峠を下り切ると眼下に廃墟化してる公園の跡が。

おおお!いきなり凄いものが現れました!

かつて夕張線で活躍していたであろうD51です。

ここは夕張炭鉱の歴史村にあぅた遊園地、アドベンチャーファミリーのSL館の跡地だそうです。

 

閉園いらい跡地は手付かずの状態になってる模様。

なんとももの寂しい雰囲気を醸し出しています。

 

 

到着すると、入り口から廃墟感が漂ってます。

博物館は改修工事中で休業中ですが、模擬坑道には入ることができるとのこと。

 

600円入場料を払い、わら半紙の案内図を貰いいざ入坑。

 

実際に使われていた坑道の跡を使用しているとのことでしたが、思った以上に綺麗に整備されていました。天井もしっかり補強されています。

人形の模型や重機の展示もあり、当時の採掘の様子が垣間見ることができました。

 

 地上に出て軽く立ち入りできる範囲で見物。

当時のレストラン跡

園内を回る列車のホームでしょうか。

哀愁漂うノスタルジックなスポットでした。 

 

 駐車場を出たすぐ隣に花畑牧場の直売所があったのでよってみました。

ホットキャラメルソフトが食べたかったけど、今日はやってないらしい。そのほかメニューにあるものいろいろやってなかった(土曜日なのに大丈夫かw)

代わりにホットキャラメルアイスを注文。

キャラメルもアイスも濃厚でうまし!が、アイスがスゴイカタイアイス状態だったのでせっかくのホットキャラメルが冷たくなってしまい残念だったw

 

夕張 石炭の歴史村→南大夕張駅

夕張の街に入ると所々に廃墟が点在していました。

 

こちらは旧北炭清水沢火力発電所の跡。

大正15年に建造された発電所。内部も見学ができるらしいのですが、詳細がわからず。遠目から眺めました。

 

南大夕張駅

かつて石炭を運ぶために活躍していた、三菱大夕張鉄道線の車両を地元の保存会の方々で修復展示されているそう。

ラッセル式雪かき車

 

客車部分。

客車内部は床が木造でいい雰囲気です。

 

石炭を積む貨車

三菱製です。

1967年製のバス

 

南大夕張駅跡→夕張シューパロダム

 2015年に竣工された比較的新しいダム。

建てる前にあった大夕張ダムの下流にさらに大きいダムを建設して、元のダムはそのままダム湖に沈むという奇抜な工法で建てられたとか。

ダムの堰堤自体はそこまで巨大な感じはしなかったけど、ダム湖の面積は道内の朱鞠内湖に次いで国内2位の広さとか。

ダムに至る道の街の廃墟とか、建設によって沈んだ貴重な鉄橋があるとか、財政破綻の街になびく色んな想いが偲ばれる建造物ですね。

 

夕張シューパロダム→支笏湖

お昼も過ぎ、宿泊先を決めなきゃなという時間。

4日後に友人と旭川周辺を巡る事になっていたので、漠然と千歳、支笏湖の方面がいいかなーと進路を決定しますw

 

夕張から降って国道274号を進んで行くと、だんだんと街の風景に。

千歳に入ると交通量も一気に増えてきました。

 

昨日に続き街中のキャンプ場はやだなと思い、支笏湖に決定!

 

で、まずやってきたのが、支笏湖の美笛キャンプ場。

これがまた凄い人、人、人。家族連れや若いグループキャンパーで大混雑でした。関東でもこんなに混むの見たことないよってレベルで参りました。

ソロキャンパーが泊まる場所じゃないなと判断。即移動しましたw

そういえば今日は土曜日。札幌から1時間でこれる場所だしそりゃ混むよなー。時期的にもこの夏最後の遊び時みたいな日だったし。

仕方がないので、急いで移動。支笏湖にはもう一つキャンプ場があるので、そちらに向かいます。

 

 休暇村 モラップキャンプ場です。

こちらの方もグループや家族連れで大賑わいでしたが、 美笛ほどではななさそう。日が傾いてきたので速攻受付&設営。

支笏湖に映る夕日が綺麗でしたが、ソロは全くおらず、寂しいキャンプとなりました・・・w

 

 

走行距離:188km